
本格的なサウナを自宅でも楽しみたいと考えている人は、サウナストーブについて知識をアップデートしましょう。実際はさまざまな種類が販売されています。自分がサウナにどのようなことを求めているのかイメージしながら製品を購入すると良いでしょう。サウナストーブのデメリットも紹介しているので、今後の参考にしてください。
サウナヒーター(サウナストーブ)ってなに?
現在では、さまざまな種類の製品が販売されています。この機会に知識をアップデートしましょう。
サウナ室を温めるための装置のこと
サウナストーブにはさまざまな種類があります。しかし、サウナ室を温める方法が異なるのが特徴として挙げられます。サウナ室を温めるための装置は、自分の好みや捻出できる費用などを考慮して決定しましょう。
熱源で温度や湿度が変化する
サウナ室を温める方法が異なるので、サウナ室の温度や湿度も異なります。サウナを楽しむために、サウナストーブの種類や特徴を知っておくことは大切です。製品を購入して後悔しないようにしましょう。
サウナストーブの種類や特徴とは
7つの種類について紹介します。電気ストーブサウナのようにオーソドックスな製品から、セラストーブサウナのように現在ではほとんど見られなくなった製品もあります。
電気ストーブサウナ
こちらはオーソドックスなサウナとして知られています。スイッチを入れるだけでサウナが楽しめるので、誰でも操作できるようになっています。
薪ストーブサウナ
電気ストーブサウナよりも労力は発生します。薪を準備しなければいけませんが、揺らめく炎も楽しみたい人におすすめです。また、自分好みの香りを楽しめるのも魅力的です。
ガスストーブサウナ
こちらは、温浴施設などで多く見られるサウナです。ドライサウナとよばれています。立ち上がりが早いので効率が良く、電気ストーブサウナよりも燃費が良くなっています。ただし、湿度の調整ができません。
ボナサームサウナ
階段のような段差が設けられているサウナ室でよく見かけられます。ひな壇の下にヒーターを設置しているので、サウナ室が狭いときにも有効です。また、サウナの熱さが苦手な人は低い場所で過ごし、サウナの熱さが好きな人は高い場所で過ごすなど、過ごす場所で異なる温度を楽しめます。
ロッキーサウナ
サウナストーンに水をかけて、温度や湿度を調整できます。サウナストーブをサウナ室の真ん中に設置できるので、見た目がおしゃれになります。
セラストームサウナ
現在は、メーカーが製造を中止しているので、あまり見られなくなったサウナです。
イズネス
ガスストーブサウナとサウナストーンを組み合わせて楽しむサウナです。
サウナストーブのデメリット
メリットだけではなくデメリットも存在します。サウナを長く楽しむために、どのサウナストーブが自分に合っているのか考えましょう。流行や売れ筋だけで判断すると後悔してしまうかもしれません。また、実際に使用したことがある人に話を聞くのも良いでしょう。
電気ストーブサウナのデメリット
まず、電気代が1時間あたり100~120円程度発生することです。サウナ室を予熱するときにも電気代は発生するので、できる限り費用を抑えたい人には向いていないでしょう。次に、初期費用が高額であることです。
本体を購入するときは、20~40万円ほど費用を負担することになります。ただし、ランニングコストは薪ストーブよりも抑えられるので、どちらを購入しようか迷っている人はシミュレーションしてみましょう。
最後に、サウナストーブの火力が弱いことです。最高温度に到達すると、それ以上温度を高められなくなっています。ロウリュで温度を高められるので、温度をさらに高めたい人はそちらの準備も必要になります。
薪ストーブサウナのデメリット
まず、薪割りや薪集めに時間がかかります。燃料として薪を使用するので、薪の準備ができなければサウナを楽しめません。次に、煙突やサウナ室などの管理に苦労するでしょう。灰やススを綺麗にしなければいけません。
ほかのサウナストーブと比較すると大きなデメリットになります。最後に、火を扱うので危険であるということです。薪ストーブサウナを楽しむときは、常に火の状態を確認しなければいけません。最悪の場合は火事になってしまうからです。
ガスストーブサウナのデメリット
まず、設置が難しいことが挙げられます。ガス管の接続は素人には難しいでしょう。そのため、安全にガス管の接続を行うために、業者に依頼することになります。次に、環境に良い影響を及ぼしません。
ガスストーブサウナを使用すると、二酸化炭素の増加や一酸化炭素の排出に繋がります。人体にも良くない影響を及ぼすので、使用するときには注意が必要です。
まとめ
サウナを購入したものの、ほとんど使用していないということにならないように、自分に合った製品を購入しましょう。自宅に本格的なサウナを設置することで、いつでもサウナを楽しめるようになります。また、ほかの人の視線を気にすることなく楽しめるので、ストレスも蓄積されないでしょう。ただし、サウナ室のメンテナンスなどを欠かさないようにしましょう。