おすすめの家庭用サウナメーカー5選をご紹介します!
「サ活」「ととのう」などの言葉が流行になるほど、昨今大きなブームとなっているのがサウナです。そのブームに乗って各地でさまざまなサウナがオープンしていますが、より身近に毎日入れるサウナを求めているのなら、自宅に家庭用サウナを設置するのがおすすめです。
しかし家庭用サウナを検討する際、その種類やメーカーの数も多く、それぞれ異なる特徴を持っているため
・家庭用サウナのメリット・デメリットがわからない
・家庭用サウナにはどんな種類があるの?
・どうやって業者を選べばいいの?
といった疑問や課題が生まれるでしょう。
そこで当サイトでは、家庭用サウナを導入したい方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。
使用目的や販売実績など、こだわりで選ぶおすすめの家庭用サウナメーカーや、家庭用サウナを導入するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際に家庭用サウナを設置した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介しています。ぜひ参考にしながら、自分にピッタリの家庭用サウナを見つけてください。
検索ボックス
家庭用サウナの基礎知識①
サウナを自宅に設置するとなった場合に抱く、気になる点は? WEBアンケートで調査!
家庭用サウナについて詳しく解説する前に、サウナを自宅に設置するとなった場合にどのようなポイントが気になる方が多いのでしょうか?今回はWEBアンケートで調査してみました。それでは結果の詳細をみていきましょう。

第1位は「初期導入費用」でした。やはりお金の問題は気になりますよね。家庭用サウナは数万円から購入できる簡易的なものから、100万円以上かかるものまで幅広くあります。工事費もプラスでかかるため、無理のない範囲で買えるサウナを設置しましょう。
第2位は「必要なメンテナンスや維持費」でした。家庭用サウナは設置して終わりではなく、日ごろのお手入れや定期的なメンテナンスが必要です。また電気代などの維持費がかかることも覚えておきましょう。
第3位は「自宅に導入できるサウナの種類」でした。家庭用サウナにもさまざまな種類があります。設置スペースや導入費用、維持費などをトータルで考えて納得のいく家庭用サウナを導入してください。そして第4位が「家庭用でもしっかり「ととのう」ことができるか」でした。
アンケートの結果は以上となります。次の見出しでは【種類別】自宅に設置できる家庭用サウナの費用相場・温度・電気代は?について、詳しく解説させていただきます。
【種類別】自宅に設置できる家庭用サウナの費用相場・温度・電気代は?

家庭用サウナといっても、その種類は実に豊富です。ここではサウナの種類や、種類ごとの相場、温度、電気代などについて詳しくご紹介していくので、自分の目的や予算に合うサウナがどれなのかをチェックしてみてください。
フィンランド式サウナ
フィンランド式サウナは温度が60℃~80℃前後、湿度が15%前後で日本のドライサウナと比べると温度が低めで高湿であり、近年人気のタイプでもあります。そんなフィンランド式サウナの大きな特徴は「ロウリュウ」です。
ロウリュウは、高温に熱したサウナストーンにアロマ水をかけて発生した蒸気によって、サウナ室の温度と湿度を上げる方法で、これにより発汗作用を高めたり、湿度が高いため髪や肌へのダメージを軽減できるというメリットもあります。
設置の相場は10万円~400万円程度、電気式の場合の電気代は1時間あたり100円前後なので、1日1時間利用すると月額3,000円程度です。
遠赤外線サウナ
遠赤外線サウナは乾式サウナと呼ばれる種類のひとつで、温度は70℃~90℃と高めになっています。遠赤外線を利用しているため、ジリジリとした暑さはあまり感じず、効率的に体の芯から温めてくれるのが大きな特徴でしょう。
設置の相場費用は60万円~80万円、電気式であればフィンランド式同様1か月あたり3,000円前後が目安となってきます。
スチームサウナ
スチームサウナは蒸気を発生させて噴霧することで湿度を上げる仕組みのサウナで、温度は40℃~60℃、湿度は約80%~100%になります。温度がそこまで高くないため息苦しさは感じにくく、美肌効果なども期待できるでしょう。
スチームサウナは自宅のお風呂のオプションとして追加することも、据え置き型を設置することも可能です。小型のものであれば2万円前後から設置でき、電気代は1か月3,000円前後です。
ミストサウナ
ミストサウナは湿式サウナという分類のひとつで、温水を霧状にして噴霧する仕組みになっています。温度は40℃~60℃、湿度は100%であり自宅の浴室の天井に埋め込んで設置することも可能です。
熱源機がある場合の設置費用の相場は30万円前後、ない場合は60万円前後となっており、電気式でもガス式でも1日1時間使用で月3,000円程度かかります。
バレルサウナ
バレルサウナは基本的に屋外に設置するタイプのサウナで、円柱型のデザインが特徴的です。最近ではキャンプ場や川、湖など自然を楽しめるような宿泊施設に併設されることが多く、薪ストーブで温度の管理をするのが一般的で、温度は80℃~90℃程度です。
バレルサウナの費用は大きさによっても異なりますが、大体100万円~180万円程度で、薪ストーブを購入する場合だと20万円前後はかかるでしょう。薪は1時間に約1kg~2kg必要であり、1kg約300円となっています。
サウナキャビン
サウナキャビンは屋内、屋外ともに設置可能な小屋型のサウナです。電気または薪で温度を管理することができるので、温度や湿度は好みに合わせられるでしょう。
購入費用の相場は100万円~300万円、薪ストーブを購入する場合は別途20万円、薪は1時間あたりに換算すると300円程度かかります。
サウナトレーラー
サウナカーは最近ブームとなっているサウナの形式のひとつで、トラックの後ろに本格的なフィンランド式サウナついており移動が可能であるという大きな特徴があります。熱源は薪で電気を必要としないため、キャンプなどでサウナを楽しみたい方にも選ばれています。
なおサウナカーは1台あたり300万円~400万円が相場で、別途薪代がかかります。
自宅で本格サウナが楽しめる!家庭用サウナメーカーの選び方

自宅でサウナを楽しみたい方が増えていることで、家庭用サウナメーカーの数やサウナの種類も増えています。そのため、いざ自宅にサウナを設置しようと考えた場合に、どのサウナメーカーを選べばいいかわからず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ここではそんな方のために、サウナメーカー選びのポイントをご紹介します。
販売実績や創業年数
サウナはフィンランドが起源とされており、その歴史は2000年以上あります。そのため古くからサウナを販売している企業も多いですが、やはり人が安全に使えるものを開発し続けている会社のサウナだと、安心感を覚えるのではないでしょうか。
その安全性を確認するためには、まず家庭用サウナの販売実績や会社の創業年数などをチェックしてみてください。創業年数が古く歴史がある会社は、サウナへの知識や経験も豊富で安全性の高いサウナを販売している可能性が高いです。また販売実績が豊富であるということは、それだけ多くの方に選ばれているということになるので安心して購入することができるでしょう。
使用目的や使用人数
使用目的や使用する人数から、サウナメーカーを選ぶのもおすすめです。家庭用サウナは1人で使用するものから、3~4名など複数名で使用するサイズのものまで幅広くあり、メーカーによって扱っているサイズの幅が異なります。
また、設置する場所によってもサウナの大きさに限度があるので、自分の求めている大きさに合うサウナを販売しているメーカーから選びましょう。そして目的によっても、選ぶべきサウナの種類やメーカーが変わります。
たとえばロウリュウをしたいのなら、それに対応しているタイプを選ばなければなりませんし、キャンプで利用したいのなら、移動が可能なタイプを選ばなければなりません。目的や人数をはっきりさせてから、家庭用サウナメーカー選びをするのがおすすめです。
取り扱っている商品数
とくに室内や限られた敷地内に家庭用サウナを設置する場合、選べるサウナの数が限定されてしまうことがあります。そのため、できるだけ自分の目的や好みのデザインのなかから選べて、納得できるものを設置するために、豊富な種類を取り扱っている家庭用サウナメーカーの商品を検討してください。
商品数が豊富であるということは、メーカーの担当者が幅広い提案をしてくれるということでもあるので、設置に不安がある方でも安心して購入することができるでしょう。設置の方法や費用についても、豊富に取り扱っていれば柔軟に対応してもらいやすくなるので、まずは相談してみてください。
ショールームの有無
サウナは1人用のコンパクトなものであっても、さすがに自宅の中に設置するとなれば、だいぶ場所を取ってしまうでしょう。カタログやネットで見るだけでなく、実物を見て購入を決めた方が失敗しにくくなるので、ショールームがある家庭用サウナメーカーがおすすめです。
ショールームでは実際にサウナの中に入って体験したり、担当者から具体的な設置の方法や費用、使い方などの説明を受けたりできるので、自宅にサウナを設置するイメージをしやすくなります。購入してから後悔しないためにも、ぜひショールームのある家庭用サウナメーカーを選びましょう。
<PS>Eマークの有無
<PS>Eマークの有無も、家庭用サウナメーカー選びでかならずチェックしたいポイントです。<PS>Eマークとは、電気用品安全法の基準に適合した電化製品に掲示される印で、安心して利用できる電化製品であるかどうかを判断するための基準です。
家庭用サウナで使用される10kW以下のサウナヒーターはPSEマークの表示が義務付けられている製品のうちでも特に基準の厳しい<PS>E(◇PSE)の対象です。<PS>Eマークの表示に際しては厳格な検査が必要で、マークのついていない製品は電気用品安全法違反となります。
また、個人輸入の並行輸入品もマークのない違反品である可能性が高いので購入前に確認が必要です。
間違いのないメーカーを選んで自宅でサウナライフを満喫しよう!
自宅でサウナを安全に楽しむためには、創業年数が古く販売実績が豊富で、安全な製品を届けてくれるサウナメーカーの製品を選んでください。自宅で気軽にサウナを利用できるようになれば、さらにサウナの魅力を感じることができ、もっとサウナを満喫できるようになるでしょう。
おすすめの家庭用サウナメーカー5選!
ハルビア(HARVIA)

POINT
- 01 世界No.1の実績を持つブランド
- 02 日本向けの特別モデル
- 03 さまざまなニーズにワンストップで対応可能
90か国以上で発売されている、サウナ&スパの世界No.1ブランド!
ハルビアは世界90か国以上で販売されている、サウナ&スパの世界シェアNo.1ブランドです。
屋内サウナルームはもちろん屋外キャビンや水風呂までワンストップで施工可能。サウナの本場フィンランドのトップメーカーとして多彩なラインナップで理想を叶えてくれます。全国のディーラーがしっかりサポートしてくれるので安心です。
商品紹介
基本情報
種類 | 乾式サウナなど |
費用目安 | 42~260万円 |
商品ラインナップ | ・DELTA3 ・KIP6 ・CILINDRO6 ・CLUB12 など |
ショールーム | ○ |
会社概要 | 株式会社バーグマン(ハルビア日本総代理店) 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル13階 札幌オフィス 北海道札幌市東区北21条東7-1-28 1階 |
ハルビア(HARVIA)へのアクセス
メトス(METOS)

POINT
- 01 国内で非常に人気
- 02 設計から保守までトータルサポートが可能
- 03 いろいろな施設への納入実績を持つ
国内のサウナメーカーのパイオニア!国内でのサウナ市場におけるシェアが高い!
1947年創業の国内メーカーであるメトスは、家庭用サウナ、暖炉や薪ストーブ、介護用浴槽まで幅広く展開しています。
創業以来、フィットネスクラブ・エステティックサロン、サウナ・健康ランド・スーパー銭湯、法人・厚生施設など様々な実績があり、信頼のおける企業といえるでしょう。
商品紹介
基本情報
種類 | 乾式サウナなど |
費用目安 | 記載なし |
商品ラインナップ | ・クリマサウナ ・モリスサウナ |
ショールーム | ○ |
会社概要 | 株式会社メトス 東京都中央区築地6-16-1 築地616ビル |
メトス(METOS)へのアクセス
ととのう(totonoü)

POINT
- 01 エストニアから直輸入している
- 02 家庭用から商業用まで種類豊富
- 03 消防や保健所へのサポートにも対応
エストニアのサウナメーカーから直輸入している!各種申請サポートも実施!
ととのうはフィンランドと同じくサウナの文化を持つエストニアのサウナメーカーから直輸入し、低価格高品質なサウナルームを提供しています。
サポート体制が整っており、多くの人が難しい、面倒だと感じるような消防や保健所など行政機関への各種申請もしっかりサポートしてくれます。
商品紹介
基本情報
種類 | 乾式サウナなど |
費用目安 | 94~320万円 |
商品ラインナップ | ・【藤森慎吾氏モデル】キャビンサウナ・Wi-Fi機能付き -Auroom Cala Glass- ・北欧産キャビンサウナ Auroom "Model F Glass" ・北欧産キャビンサウナ Auroom Varia |
ショールーム | ○ |
会社概要 | totonou Japan株式会社 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 33階 |
ととのう(totonoü)へのアクセス
口コミ・評判


totonoüに決めたのは、サウナの本場である北欧からの輸入という信頼感もありますが、何よりホームページを見たときに、中の人たちが心からサウナを好きなことが伝わってきたからです。僕自身も会社を経営していることもあって、単にビジネスのツールとしてサウナを売っているのではなく、経営者自身もサウナを楽しんでいるところに頼みたい、その方がメンテナンス等も含めて長期的な信頼関係が構築できるはずだと考えていました。 またサウナのモデルについては、サウナを設置するガレージルーム自体のデザイン性が高かかったので、それに見合うインテリア性の高いガラスモデルを選びました。 別荘に滞在するときは毎日入っています。子どもたちもサウナ好きなので、よく一緒に入っていますよ。黙浴が基本の施設のサウナとは違って、家庭用のサウナは気兼なく会話が楽しめるのがいいですね。 床をコルク張にしてみたり、ととのい椅子や冷蔵庫・ワインセラーなどを置いたりと、自分好みのサウナルームをつくっていく過程も楽しいです。もともと僕は高温サウナが好きなので、110度まであたたまる仕様は嬉しいですね。またストーブはWiFi操作が可能なので、遠隔操作で事前に準備しておける手軽さも気に入っています。 何より、家庭に設置するにあたって安全面が懸念だったのですが、床面が熱くなりすぎないようになっていたり、ストーブによる火傷を防ぐ仕組みなど、よく考えられていることが随所から伝わってきて、安心して楽しめています。
神戸メディケア

POINT
- 01 遠赤外線サウナに強い
- 02 個人から業者にまで幅広く対応
- 03 割引を随時開催している
低価格の遠赤外線サウナのラインナップが豊富!関西・関東にショールームがある!
神戸に本社を構える神戸メディケアでは、健康で安心を届けるサービスを行っています。美容、ヘルスケア、介護用品など幅広く商品を取り扱っています。サウナの種類も多く、とくに遠赤外線サウナのラインナップはトップとなっています。
関西は本社、関東は銀座支店のショールームで実際に体験することが可能です。
商品紹介
基本情報
種類 | 乾式サウナ、湿式サウナなど |
費用目安 | 50~450万円 |
商品ラインナップ | ・遠赤外線サウナ ナチュラルスパ ・ナチュラルスパ高温サウナ「ロウリュ&ドライ」 ・オーダーサウナ |
ショールーム | ○ |
会社概要 | 株式会社神戸メディケア 兵庫県神戸市兵庫区七宮町1-4-21シェーンブルク神戸1階 |
神戸メディケアへのアクセス
口コミ・評判

1人用のサウナが欲しくて行きました。実際に色んなタイプの体験も出来て、スタッフの方が細かく説明してくれるので選びやすかった。どのサウナにするか決まってない人には凄くお勧めです。

以前は毎日ジムのサウナに入ってましたが、自営業になり時間がなくなり迷った末に購入しました。神戸メディケアのショールームで体験して決めました。設置場所は結婚した息子の6畳の部屋に置いてます。 組み立ては主人と2人でしましたが、難しくはなかったです。一年使ってみて買った事に後悔はないです。週5回は入ってます。その時間に読書するという趣味ができて充実しています。 夏場はスイッチ入れて、すぐに入っても15分ぐらいで汗が凄いでます。その後は余熱でいいぐらいです。冬場でも30分ぐらいで汗がでます。 温度は55℃ぐらいでサウナにしては低温ですが、体の芯から温まるので全然きつくないです。是非、おすすめします。
フィンランドサウナジャパン

POINT
- 01 海外の本格サウナを輸入
- 02 大型サウナに引けを取らない家庭用サウナ
- 03 ガーデンサウナも施工可能
サウナ世界標準の創造を目指して海外の本格サウナの輸入・販売を行う!
サウナをはじめ、岩盤浴やホットヨガなどの事業を行うフィンランドサウナジャパン。家庭用から商業用までサウナ&スパ製品の設計・施工・販売・保守までをトータルでサポートしてくれるのが強みです。
タワー型サウナヒーターやオートロウリュ装置エンジェルドリッパーなど、他にはないオリジナル商品も多数あります。
商品紹介
基本情報
種類 | 乾式サウナ、湿式サウナなど |
費用目安 | 110~280万円 |
商品ラインナップ | ・HSBタイプ ・KABタイプ ・HSLタイプ ・KALタイプ |
ショールーム | 記載なし |
会社概要 | フィンランドサウナジャパン株式会社 静岡県浜松市中区葵西4-6-10 |
フィンランドサウナジャパンへのアクセス
家庭用サウナの基礎知識②
家庭用サウナを設置するメリット・デメリット

家庭用サウナは近年手軽に設置できるようになり、そのメリットも豊富にあります。ただし、設置するうえで知っておきたいデメリットも存在するので、ぜひ購入前に、メリットとデメリットの両方を確認しておきましょう。
メリット
家庭用サウナを設置するメリットとして、サウナをいつでも手軽に利用できるということが挙げられます。時間やタイミングなどを気にせず、サウナに入ってすっきりしたいと思ったときにすぐ入れるので、よりサウナを身近に感じられるようになるでしょう。また、サウナの混み具合を気にしたり移動の時間を考えたりする必要もなく、効率的にサウナに入れるのもメリットです。
そして家庭用サウナは、自分の過ごしやすいようにアレンジできるというメリットもあります。サウナの中で好きな音楽を聞いたり本を読んだりなど、周囲の人の目を気にすることなく、好きなことに没頭しながらサウナのよさも味わうことができるでしょう。もちろん過ごし方も自由なので、静かに過ごすのも、サウナの中でストレッチやヨガなどをして汗を流すのも自由です。
自宅での時間をより充実させられるというのも、家庭用サウナを設置するメリットです。最近では在宅ワークやテレワークなどへと働き方が変わり、自宅で過ごす時間が増えている方も多いので、自宅にいながら楽しめる時間を作れるサウナは、自宅の価値を高めてくれるものでもあります。
また自宅を売却する可能性がある場合、サウナが設置されていることでより高額に販売できる可能性もあるので、価格的な意味でも価値を高めてくれることもあるでしょう。
デメリット
多くのメリットがある家庭用サウナの設置ですが、いくつかのデメリットも存在します。
まずは、設置のための初期費用が高いという点です。最近では数万円から購入できる簡易的なサウナもありますが、本格的なものを設置しようとすると100万円以上かかるケースも多く、工事費用もプラスするとさらに価格が跳ね上がるでしょう。
またサウナを設置するためには、ある程度スペースが必要であるというのも、デメリットとなってしまいます。自宅にスペースが余っているのなら問題にはなりませんが、そうでない場合は生活スペースを圧迫してしまうため、導入には慎重にならなくてはなりません。
そしてサウナは設置して終わりではなく、設置後は定期的なメンテナンスを必要とします。湿度や温度が高いことからカビが発生しやすいので、清掃を行うことはもちろん機械のメンテナンスも必要なので、その際に費用がかかることも考えなければなりません。
家庭用サウナルームのメンテナンス

家庭用サウナを設置するとメンテナンスが必要であるということは前項にてご紹介しましたが、具体的にどのようなメンテナンスを行えばいいのでしょうか。購入してから戸惑うことがないよう、メンテナンス方法についても確認しておきましょう。
日頃のお手入れ
日頃のお手入れとして掃除がありますが、お風呂のように頻繁に掃除を行う必要はありません。お手入れの方法は、サウナ室内を弱めの中性洗剤で水拭きするのがおすすめです。頻繁に水拭きすると、木材が劣化しやすくなるので注意しましょう。お手入れの頻度は、数か月に1回程度でOKです。
また、取り外しや移動ができるベンチやすのこがある場合は、それらを屋外で天日干ししましょう。これらの木材はどうしても経年劣化してしまうものなので、劣化や割れなどが見られたら早めに交換することも大切です。
修理・メンテナンス
長く利用するためには、定期的なメンテナンスや適切な修理も大切です。メンテナンスでは熱源となるストーブの状態をチェックし、ストーブ上の石は割れていないか、状態は劣化していないかを見てみましょう。
必要であればサウナストーンの交換なども行い、つねにベストな状態で利用できるようにしておくことが大切です。また電気サウナやガス式、薪のサウナなど熱源ごとにメンテナンスの方法は異なります。
いずれにせよ家庭用サウナの品質を維持するには、はじめに設置した際に業者からメンテナンスの方法などを聞いておき、正しい方法と頻度でメンテナンスすることが、長持ちさせるうえで重要なポイントとなるでしょう。そして万が一、自分では直せない故障などがあった場合は、ヘタにイジらずすぐに業者に連絡して修理を依頼してください。
また長期間サウナを使う予定がない場合は、乾燥対策を行っておくのがおすすめです。長時間使用しない状態が続くと、木材の割れやヒビ、反りなどが発生してしまう可能性があります。使用しない場合はサウナ室内を一通り手入れして、乾燥しすぎないように室内に水を入れたコップなどを設置しておきましょう。また、使用しない間も定期的に確認し、水が減っていたら追加するなどで対応してください。
サウナで得られる嬉しい効果・効能

サウナは健康によい効果も期待できるとして、近年になってどんどん注目されるようになりました。ここでは、そんなサウナで得られる嬉しい効果や効能などを、簡単にご紹介します。
血行促進
サウナに入ると血行がよくなり、筋肉内を循環する血液の量が増えます。それによって汗と疲労物質である乳酸が排出され、肩こりや腰痛などの神経的症状が改善されるといわれています。
脳疲労の解消
サウナは非日常的な暑さと寒さを体験することで、強制的に思考を鈍らせることができるとされています。これにより余計なことを考えたり悩んだりすることで起きてしまう、脳疲労を解消することができます。
自律神経を整える効果
サウナの温度による刺激は、自律神経の調整力を高めてくれる効果も期待できます。自律神経が整うことで心臓の動きを調節したり、体温の調整が正しくできるようになったり、血管を拡張や収縮させて血圧や体温を調整したり、胃腸の働きをコントロールできるようにもなるでしょう。
リラックス&リフレッシュ効果
サウナの高温の空気は皮膚を刺激し、中枢神経の興奮を高めることができます。これによって神経による身体機能の調整が促されるので、ストレスの解消に繋がってリラックスやリフレッシュすることができるでしょう。
疲労回復効果
サウナでは血流が安静時の2倍近く亢進し、その結果、酸素の摂取量が増えて筋肉疲労物質を分泌するといった現象が起こります。このときエネルギーの再生産が起こるため、疲労回復の効果が期待できるでしょう。
安眠効果
とくに低温のサウナにゆっくりと入ると、鎮静作用が働き安眠効果にも繋がります。活動的になっている昼のリズムから自然に休息のリズムへと転換でき、快適な睡眠に導いてくれるでしょう。
美肌効果
サウナで発汗することで、老廃物や疲労物質が一緒に体外に排出されていきます。これにより汗腺の機能を高め、皮脂や皮下組織を洗浄してくれるため、美肌効果が得られるでしょう。